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わたし、定時で帰ります (感想)

▷日本ドラマ 視聴済リスト (2010~現在)

 

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画像:公式サイトより

 

キャスト

東山結衣 - 吉高由里子
種田晃太郎 - 向井理
諏訪巧 - 中丸雄一
吾妻徹 - 柄本時生
来栖泰斗 - 泉澤祐希
三谷佳菜子 - シシド・カフカ
愁 - 桜田
王丹 - 江口のりこ
賤ヶ岳八重 - 内田有紀
福永清次 - ユースケ・サンタマリア    他

 

脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子

演出:金子文紀、竹村謙太郎、福田亮介坂上卓哉

原作:朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』『わたし、定時で帰ります。 ハイパー』

TBS  最高視聴率 12.5%

放送期間 2019/04/16 ~ 06/25 (全10話)

 

個人的評価(視聴期間:2019/04/23~06/25)

総合評価 ★★★★(4.5)

物語の面白さ ★★★★☆

笑い ★★★☆☆   涙 ★★☆☆☆

キュンキュン ★★★★☆   視聴熱 ★★★★☆

 

あらすじはこちらから

 

ネタバレなし感想

1話は見ていません。そもそも見るつもりのないドラマでした。キャストが好みではなかったんです。TBS火10ドラマは、逃げ恥やはじこいなど、恋愛ドラマも充実している枠なので、恋愛ドラマはキャストが好きじゃないと萌えられねえ……と思う私はパスしていたドラマでした。

 

でも母が1話を見て面白いと言いだし、じゃあ私もみようかな。って感じで、2話から。1話は母から聞いたので、見てなくても見れました。

 

久しぶりに毎週リアタイしたし、面白かった!と言える日本ドラマでした。

 

調べてみると、なんでこれ私チェックしてなかったんだろ……って感じで、演出&脚本家さんが好きなドラマばかり担当していた方でした……ww

【参考】

演出:金子文紀 - Wikipedia

脚本:奥寺佐渡子 - Wikipedia清水友佳子 - Wikipedia

 

この作品は、人それぞれの働き方にフォーカスして、じゃあそれをこうしてみたらいいんじゃない?と提案してくれるような感じのドラマ。

決して、それはダメだよ無いわ。と否定する表現はなかったです。

人は何のために働くのか。体を壊してまで、働く必要があるのか。

そんなことをテーマにしながら、1話ずつフォーカスされる人物が変わっていく。その人それぞれが仕事に対して色んな悩みを抱えています。そんな悩みに、こうしてみたら?と問いかけてくれる感じでした。

 

主人公の結衣は、そんな悩みに対して否定から入らないのがとても良かったです。

「分かるよ、その気持ち。間違ってないよ。でもこうしてみたら、もっとよくなるんじゃないかな?」

そして、悩みを持っている側も、なるほど……確かに。と気持ちが分かる悩みが多くて。

仕事に対してのこういう行動は、(ネガティブな行動でもポジティブな行動でも)こういう気持ちがあるから、こうなってしまったんだよ。っていう流れがよく分かるドラマでした。

(「こう」が多すぎて見てない人わけわかめ説。えっ、見てる人でも分からん?w)

 

その悩みは、まだ社会人ではない私も気持ちが分かったし、多分みんなが一度はこういう悩みを持つんじゃないか。って悩みが多くて、それものめり込めた理由かも知れません。

 

あとはラブラインですね。これも、一緒に居るならどんな人?って感じの問いかけだった気がします。

結衣の元婚約者は種田さん(向井理)。今の恋人は巧(中丸雄一)です。仕事が大好きな種田さんと、家庭的な巧。過去に過重労働で倒れたこともあるくらい仕事人間な種田さん。仕事が大事で、自分のことを見てくれない、と 早く家に帰ってきてくれ、一緒の時間を多く過ごせる巧と付き合っています。

このドラマは火10の中ではラブターンは少なめだったと思います。それでも、ラブラインはとてもハマれたし、少なめでもしっかり描かれていたと思います。ただ少し、巧の扱い雑な気もしたけどねw

 

これが正しいんだぜ!!これが間違ってるんだぜ!!ってドラマじゃなかったので、皆が色んな考えを巡らせられる作品でとても良かったと思います。一度立ち止まって考えてみよう。これが正しいから、そうしてみようぜ!!じゃなくて、選択肢を与えてくれる感じなので、色んな人がハマれるドラマなんじゃないかなと思います。

 

個人的には、日曜劇場よりこちらの方が好みでした。

キャストが好みでなくても結構ハマったので、とってもオススメです☺️

 

 

以下、ネタバレ感想

 

 

 

----------ネタバレ感想----------

た……種田さんロスやばいです……(^p^)

向井理のことをそこまで好きではないのに、こんなにハマったのだから、すごく良いドラマだったのだろうと思いますw

 

ちょっとなんか、最終話の萌えが半端なかったから、多分隣に母がいなかったら、萌えと興奮で変な声でまくりだったと思うww

 

仕事休んで、と言われても席を離れないのに、東山さんは?ってなったら「俺が行く」と1番に席を立つ種田さん。(トゥンク……←)

 

結衣が倒れて心配で、一日半付き添い「仕事どころじゃないだろ」のセリフ。

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結衣「泣いた顔初めて見た」

種田さん「泣いてねーし」

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種田さん「俺んち来れば?」

結衣「どういう意味?」

種田さん「……だからもう……一緒に住もうって言ってんの」

私「よろこんでー!!!!!!!(居酒屋か)」

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完全なる種田さんロス……ありがとうございました(^ω^)

 

Twitterでも流れてきましたが、『種田さんに向井理キャスティングした人に心からの拍手を送りたい』その通りすぎる……🥰🥰🥰←

 

私の毎週の楽しみ、種田さんとお別れなのが辛いわ……🙄

 

ってことで本題ですww

福永さんが、ただの悪者で終わらなくて面白かったなと思いました。彼も彼なりの考えがあって、その気持ちも理解できたし。

まあ、最悪な仕事を持ってきたのに変わりはないけど(笑)

悪者にもちゃんと焦点をあてたのがとても好きでした。

 

結衣が倒れて、種田さんが

自分がいなくても仕事は回るって気づいたのも〇

 

子持ちなんだから女だから、ってなるのが嫌だからっていう賤ヶ岳さんも

私には能力がないから、飲みや人付き合いで仕事を貰うしかない、ってなってた派遣の子も

そこまで強くないのに、頑張ることしか取り柄がないと思ってる種田さんも

仕事がないよりある方がマシ。仕事があれば僕もみんなも幸せになれると思ってたのに。っていう福永さんも。

 

なんでそういう仕事の仕方をするんだろう?というものには、このドラマはちゃんと理由があって。その人ひとりひとり、ちゃんと焦点をあてて、しっかり描いていました。

 

自分には仕事しかないと思ってる、そんな兄を心配する愁くんも👏🏼

 

ただ、9話まで思ってたことですが

結衣たちのチームの仕事が回ってたのは、種田さんが残業しまくりだからじゃん……そこはスルーなの……?ってこと(笑)

最後は、自分がいなくても仕事は回ると気づいて、大切な人が倒れたことを目の当たりにして、働き方を変える種田さん良かったです。

最後の案件が星印のものだったので、残業休日出勤で仕事が片付いた最後になってしまったけれど、福永さんも違う部署に移ったし、あの社長ですから、もう無理な案件はあまり来ないだろう……という予想で私は納得できます(笑)

でも、残業休日出勤での最後だったから、結局何が言いたかったの?って人もいたみたいです。

このドラマを見てる最中に原作が気になって、今読んでるんですが、この星印の案件は原作では1番最初の話なんですよ。原作だとこの案件から色々変えていくって感じなのかなと思います。そう考えると、腑に落ちる人もいるのかも……?ドラマではこの案件がキッカケで結衣が倒れて、種田さんが働き方を改めることが出来たから、最後に必要だった話の流れなのかなと思います。

 

星4.5にした理由は、巧の雑さとかかな。他にも色々あるんですが(笑)

今まで、それぞれの登場人物にちゃんと焦点をあててたからか、巧はなんなんだよ〜って思ってしまいましたw

まあ、ただのクズ要因でもいいんですが(笑)

浮気した側が何偉そうにしてんだよ🙄ってなりましたけど、でも彼女が元彼におんぶされちゃったりしたら嫉妬するし心配もするよ〜嗚呼、巧くん〜😫😫とはなってました。

 

でも、彼女が仕事で忙しいのに映画誘ってたり(結衣がOKしたんだろうけど)、気の使える男的な感じ醸し出してるけど、気使えない奴だなとも思ってました。結衣の相談相手が、巧ではなく賤ヶ岳さんと三谷さんだったのにも気になったし。巧と結衣には、距離があるっていうか。お互いに気を使えることはいい事だし、親しき仲にも礼儀ありって言うけれど、それにしても他人行儀すぎない?と思ってました。

 

こんなにすぐに関係が破綻しまうなら、結婚なんてそりゃ出来ないよなって。

 

家事ができて料理が好きで仕事もしてるし優しい。とても魅力的な男の人だったけど、料理とかにもこだわりが強くて。多分そこが種田さんとは違うよなって。

最後の結衣と種田さんの会話

結衣「ハッピーアワーが終わっちゃいます」

種田さん「別に半額じゃなくてもいいじゃん」

この返事にも種田さんっぽさが現れてるけど、種田さんは家庭的ではないけれど、多分結衣が同じく仕事で疲れて家事ができていなくても、は?なんで。ってなったりしないだろうし、多分「今日は上海にするか」とか「出前取るか」とか言って、強要はしなさそう。

そういう心地のいい、ゆるい関係っていいよなって思います。

巧も「ゆいちゃんいいよ、僕がやるよ」って言ってくれそうだけど、元々こだわりが強い人だから、結婚したら段々ゆいちゃんにもそれを求めてきそう。

巧は「じゃないといけない」

種田さんは「じゃなくてもいいじゃん」

な人なのかなと(笑) 私の単なる予想ですがww

 

それが種田さんの魅力だよ!!ってドラマが言ってた訳じゃないけれど、そこがいいよな種田さん。いっぱいちゅき。って感じでした。w

 

最後まで、仕事に対してここだけはっていう軸はブレず、とても面白かったです。大好きなドラマでした🥰

 

 

そうそう書き忘れるところだった、上海飯店で種田さんが巧の質問に「好きですよ」って答えるシーンもトゥンクだった……☺️

おんぶのシーンは、種田さん派の私はトゥンク……🤤だったけど、巧のことを考えて、心から楽しめはしなかったw

ゆい呼びにも萌えました、ごちそうさまでしたァ!!!←

 

そして、王丹好きだったよ!!

 

……8割型、種田さんの話やないか!!←

 

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