ぽんちょのドラマ・いろいろブログ

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ショーシャンクの空に(感想)

日本題:ショーシャンクの空に

英語題:The Shawshank Redemption

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画像:映画.comより

キャスト

ティム・ロビンス - 

アンドリュー・"アンディ"・デュフレーン

モーガン・フリーマン - 

エリス・ボイド・"レッド"・レディング    他

 

原作:スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」

監督・脚本:フランク・ダラボン

製作:ニキ・マービン

製作総指揮:リズ・グロッツァー、デビッド・V・レスター

1994年(日本:1995年)

 

個人的評価 (視聴 2019/02/04)

総合評価 ★★★★☆

物語の面白さ ★★★★☆

笑い ★☆☆☆☆

感動 ★★★☆☆

アクション ★☆☆☆☆


ネタバレなし感想

これは多分、見てない方は予備知識を入れない方がいいですw

予備知識がないほど楽しめる映画だと思います。

だから、いつも入れてるあらすじも省きました。

どんな映画だ、ってことも何も知らない方がいいと個人的には思いますw

何か言うとすれば、ティム・ロビンス & モーガン・フリーマンの演技が素晴らしかったってことです(笑)

 

 

 

ネタバレあり感想

両親に勧められて見ました。

だから多分、面白いよ。って言われてなきゃ、もっと面白く感じてたと思うし

でも、面白いよって勧められてなきゃ見てなかった映画だと思います(笑)

 

日本・韓国ドラマが好きな人間なので、映画には全く詳しくありません(笑)

『LA LA LAND』や、去年話題だった『カメラを止めるな!』も見ていません(笑)

最後に映画館で観た映画は『未来のミライ

唯一映画館で見た事ある洋画は『アバター

シリーズ物を全部見た事あるのは、『ハリーポッター』シリーズのみ(笑)

映画好きの方から、もっと映画見なさい!?って怒られそうなんですがw

 

両親に勧められてなかったら、まず知らなかった映画です。こんなに有名なのにw

ごめんなさい。

 

面白かったです。あの穴のシーン。

面白かったんだけど、なんか何なのか分からないけどモヤモヤが残ってますw

それがなんとも言えなくて、心から面白かった!星5!とは言えなかった(笑)

 

いつも作品を見たら、他の方の考えと感じ方を知るのが好きなので、色んな方の感想ブログを読みます。

感想ブログを読んでるうちに、自分のモヤモヤの原因とか分かっていくものなのですが、未だに分かってない(笑)

 

名作って言われる映画だけあって、感想ブログは沢山ありました。いつも以上に沢山の感想を読みました。

そんなに色々あっても、見方がそれぞれ違うってやっぱり面白いなぁって思います。

 

これはモヤモヤなのか、余韻なのか、やっぱり分からないw

 

でもこの気持ちがダメと否定してる訳じゃなくて、むしろ良い。

こういうジワジワ来る感じ、映画だなって思いますw

映画のこの、ジワジワ来る感じ好きなんですよ。

 

全く予備知識を入れずに視聴しました。だから、殴られるシーンとか犯されるシーンとか、知らずにどんどん出てくるから、結構ヘビーだなー(笑)って思ってw

この映画のどこが良かったんや……?

って思ってみてました(笑)

 

淡々と進む映画は私にとっては、新鮮でした。

こういう映画は世の中に沢山あるんだろうけど。目立った演出とかも無くて、視覚的にはあまり面白さは無いんだろうけど、それが良かったなぁ。

ずっと会話と表情で進んでいってる感じ。

 

 

伏線っぽくない伏線がよかった!

どこが良かったや……?って見てたところから全部、これ伏線やったん?って思うものが沢山ありました。

穴のシーンが出てきて、バァーっと全部明かされて、おおーってなりましたよね。(擬音しか言ってない)

 

小さなロックハンマーは、本当に脱獄の穴を開けるためだった。

ポスターは、その穴を隠すためだった。

自ら、所長たちの会計・裏金の処理をしたのは、その不正を外に持ち出して明らかにするためだった。

ロープは自殺するためじゃなくて、脱獄するためだった。

書類上でしか存在しない人物は、脱獄の時のためだった。

 

これらって、『脱獄系』の映画ってことを知らずに見たから面白く感じれたんだと思うんです。

脱獄系映画だと知ってたら、あのロックハンマーは本当に脱獄のために使うんだろうな。って想像出来ただろうし。

とても面白い伏線だったなー🤔

 

面白かったけど、実は感情移入はしなかった

最初のシーン。アンディが酔って銃をいじってるところから始まりました。

すぐに裁判シーンに移り、アンディは罪を否定しながらも終身刑になります。

この時点では、本当の罪か冤罪かなんて判断できなかったので、アンディに感情移入はできなかったのです。

 

これ、見た後にWikipediaで情報集めてたら

刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。

ショーシャンクの空に - Wikipedia

冤罪って書いちゃってるよ!ww

これ、冤罪って分かってたら、見方もだいぶ変わってたと思います。

 

どっちかって言うと、レッドの方が感情移入できました。まあずっと語り部はレッドの方だったので、思ってることはこっちの方が分かりやすかったのかもしれません。

 

でも思ってることが見た目から分からなかったアンディが、希望はいいものだ。決して誰からも奪うことはできない。と言った時は結構グッとくるものがありました。

レッドはずっと刑務所で過ごしてきたから、希望なんてと自分の中で消して生きてきた。だから、そんなもの持ってはいけないって言ったセリフも理解できたし。

 

それでも親友であるレッドに希望を持ち続けて欲しかったアンディは、メキシコ・ジワタネホと「記憶のない海」・太平洋の話をした。

それが最後の再会につながりますね☺️

このシーンは、こんな顔して見てましたw

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(どんな顔)

 

2時間22分の映画ですし、何も知らずに見たので前半は正直ちょっと退屈だったんです。

でもこれは最後にバッと持ってかれる感じだったので、何も知らずに見たのは良かったなと思いました。その最後にバッと持ってかれるまでの退屈な時間が、アンディと同じような じっと耐える感じを体験できたのかなと思います。

 

評価が高い映画ですが、調べていると とても賛否両論な映画だと思います。賛否両論なのは、ほとんどの作品そうなんですけど(笑)

 

個人的に面白かったとは思いますが、傑作とは自分の中で言えない作品です。

 

アンディの罪は最後まで本当に冤罪なのか描かれていないのに、視聴者はみんな何故希望を感じられるのか。なんて感想も多々見かけました。

 

私はそういう疑問には至らなかったのですが、こういう感想は結構見たので、そんな感想もあるんだなと純粋にへえーと思いました。

 

この映画の「希望」は、他人に自分が冤罪だという事実を分かってもらう とかそういう誰かからの希望ではなく、自分の中にある希望を描いた映画だと思っています。

 

題材は違いますが、難病と闘う様子を描いた作品などは、この作品と同じような「希望」を描いていると思います。(同じではないけど)

たとえ叶う保証がなくても、その希望を信じ続ける勇気が素晴らしいことだと。

 

映画としては傑作とは感じませんでしたが、伝えたいことはとても共感できました。素晴らしい作品だと思います。

 

ジワジワくる映画でした(笑)

 

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