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カメラを止めるな! (あらすじ・感想)

カメラを止めるな!

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画像:movies.yahoo.co.jpより

 

キャスト

日暮隆之 - 濱津隆之

日暮真央 - 真魚

日暮晴美 - しゅはまはるみ

松本逢花 - 秋山ゆずき

神谷和明 - 長屋和彰

細田学 - 細井学

山ノ内洋 - 市原洋

山越俊助 - 山﨑俊太郎

古沢真一郎 - 大沢真一郎  他

 

監督・脚本:上田慎一郎

 

個人的評価(視聴 2019/11)

総合評価 ★★★☆(3.5)

物語の面白さ ★★★☆☆

笑い ★★★★☆

涙 ★☆☆☆☆

 

あらすじ(movie.yahoo.co.jpより)

人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。

 

ネタバレなし感想

まさかの、邦画初めての感想です。そんなに邦画見てなかったっけ…(  ̄▽ ̄)

 

1時間36分くらいの短めの映画です。

全く期待せずに見ました。自分で見たわけじゃなくて、学校で見たので(笑)

他にも候補があったんですが、見た映画だったので、見てないこの映画を選択しました。

結論から言うと、面白かったです。私は好き。

でも、面白くないって意見が出るのも分かる映画だったし、期待しすぎると面白くないって思っちゃう映画かなと思いました(笑)

私は、面白かったと思いましたけど、実際映画館の料金を払って見たいとは思わなかったかな。レンタルか、テレビか、サブスクで良いと思いました。

ホラーとコメディのジャンルになってますが、ホラーが苦手な人でも全然見れます。これは多分、別に怖くないです(笑)

最後まで席を立つな、とポスターにも書いてありますけど、面白くないなって思っても、途中でやめない方がいいかなと思います。何分か辛抱して(笑)

そして、この映画を見る時はハードルは下げて見た方が楽しめると思います。

 

 

ネタバレあり感想

ネタバレしたら、この映画は楽しめないので、ネタバレなし感想が、こんなネガティブな感想になってしまったんですけど(笑)

 

私は好きでした、面白かったです。(2回目)

ただ、映画館のお金を払ってまで見たいとは思いませんでした。今いくらでしたっけ、1800円でしたっけ。……ヒィ高いね(笑)

 

ゾンビ映画としては、あまり映像の迫力はなかったけど、私はコメディの方で楽しんだ感じです。でも、ゾンビ映画の方は、映像に迫力はなくても、話はゾンビ映画の王道かなって思う内容に感じました。だから、ポン!の人(ポン!の人とか適当すぎw)が、女の子(松本逢花)が感染したかもしれないから殺そうとするのも、ゾンビ映画あるあるだし。おー王道なのねーと、そこは普通に楽しめました。

 

こういう手法は、私はあまり出会ってない部類の人間なので、素直に楽しめました。三谷幸喜作品とか全く見ないし、そもそも映画そこまで見ません(笑)

ヒット映画くらいしか見ないですねーって人より見ないと思います。アナ雪とか君の名は。とかも見てないし、最近の洋画なんかホントに見てないです。昔のやつはたまに見ますけど。

だから、映画に疎いです。だから、楽しめました。w

 

こういう手の作品は、『こういう作品なんだよーこういう展開が待ってるんだよー』って教えたら楽しみなくなりますしね。

かと言って、『ゾンビ作品の撮影してる話なんだよー』ってネタバレ無しに伝えても、『へぇ』と思って私なら正直見たいと思いませんww

だから、『とにかく、面白いから見て』という勧め方になって、めちゃくちゃ期待させてしまって『なにこれ面白くない』派が出てきてしまうのかなと思いますw

この手法を知ってたりする人は、尚更『もっとクオリティの高い映画あったよね』ってなるんだと思いますし、実際にそういう感想よく見ました。

 

だから私は、こういう映画にありがちの、伏線に気が付きませんでした。ああ、ここはこれからこうなるのね!っていう風に気が付かなかったから、純粋に楽しめたんだと思います。

気づかなかった人も、“『こんなところに斧が!』って嘘くさいセリフで気づいた” ってのをよく見たんですけど、私は『ああ、駄作な作品なのね』と思ってしまったのです……( ・∇・)まんまとねw

 

気づかなかったから、最初の30分くらいのゾンビ作品撮影風景は、正直家でテレビで見てたら、そこでやめてたと思いますw

こんなのが、1時間半も続くんかぁ……と思って。演者の下手くそな演技と、微妙な間に、それは全て意味があるとは知らず、本気でこのレベルなのだと思い込んだからこそ、この映画は面白かったです。

 

その手法を知らなくても分かる、アル中のおじさんと、硬水が飲めない軟水だけなんすよって言ってた男の伏線は分かったけども(笑)

分かってても、泥酔してるおじさんを操る主人公のシーンと、お腹下して『ちょっ、ちょっ』と焦った挙句、野糞するシーンは笑いました。生放送中だと明かされて、その作品をもう一度見る第三部が、面白かったです。笑いました。

 

上田監督の話をどこかで読んだんですが、みんな名の知れてない俳優さんばかりで、有名な作品だと有名な俳優さんが生き残るんだろうなって予想出来てしまうよね。(意訳) みたいなことを書いてあって、その通りで、誰が生き残るかは分からなかったです。ああこの俳優さんはこういうイメージだから、こういう役なんだろうな。って予想が出来ないから『生き残る人』に限らず、登場人物全員のキャラクターは、作品をちゃんと見ないと分からなかったですしね。

 

コメディ部分も面白かったですけど、劇中監督(日暮隆之)と、その娘による映像作品を作ることへの熱と、家族の絆を取り戻す的なテーマも面白かったです。

 

この映画の感想を見てて思うのは、『この映画の面白さがわからないなんて可哀想』『この映画くらいで面白く思える人達が羨ましい』とか、皮肉ってる感想が多いこと多いこと(笑)

私も、絶賛するほど面白いとは思わなかったですけど、どんな意見を持ってもいいと思うし、そんなにバカにし合わなくてもいいのかなと思いました。

 

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