ぽんちょのドラマ・いろいろブログ

ブログサイトが変わりました。現在は ponponponcho.com にいます。

ミッドナイト・ランナー / 青年警察 (あらすじ・感想)

▷韓国ドラマ 視聴済・感想リスト

 

日本題:ミッドナイト・ランナー

韓国題:청년경찰(青年警察)    英語題:Midnight Runners

f:id:k_a_n_mi:20181225014244j:image

画像:klockworx-asia.comより

 

キャスト

パク・ソジュン - パク・ギジュン

カン・ハヌル - カン・ヒヨル

ソン・ドンイル - ヤン・ソンイル

パク・ハソン - イ・ジュヒ

イ・ホジュン - イ・ユンジョン     他

 

監督・脚本:キム・ジュファン

2017年(日本公開:2018年)

 

個人的評価 (視聴 2018/12/24)

総合評価 ★★★★☆

物語の面白さ ★★★☆☆

笑い ★★★★★

涙 ★★☆☆☆

アクション ★★★★★

 

あらすじDVDサイトより引用)

警察大学で勉強し始めて2年になる熱血学生、行動派のギジュン(パク・ソジュン)と頭脳派のヒヨル(カン・ハヌル)。親友の2人は外出先で偶然、拉致現場を目撃する。学校で学んだとおり警察に通報するも複雑な手がかりと不足した証拠で捜査は一向に進まず、1分1秒と緊迫した中で時間だけが過ぎていく。ギジュンとヒヨルは自らの足で直接捜査を始めるが、予測不能な状況に出くわすこととなり…。


ネタバレなし感想

全く期待してなかった、と言っても過言ではありませんw

予告編は数ヶ月前に見ていて、ギャグを押し出しているから軽めの映画かなと思って視聴しました。U-NEXTのポイントが失効するので、見るものないなーと思って、じゃあ見るかーと買って見ましたw

とっても面白かった!!!

韓国映画なのに珍しく、スッキリする映画でした。

物語の本筋にあるものは結構ヘビーな内容なんですが、その間に細かく入れてくるギャグが面白い!そしてテンポも良くて、途中でだれることも無かった!!

 

韓ドラ好きなら分かると思うんですけど、韓国ドラマの日本予告編って、結構ネタバレ激しいじゃないですか(笑) そこ見せちゃう!?ってやつ。

でもこの予告編はそうでもないし、笑えるし、見ても大丈夫な予告編です(なにそれ)

 

見て損は無い映画だと言えると思います。

熱血な行動派・貧乏で勉強ができないキジュン(パク・ソジュン)と、勉強ができる頭脳派で実家も裕福なヒヨル(カン・ハヌル)。

正反対で育った環境も違うふたりが親友っていう、なんともあるあるな設定なんだけど、この2人を見ててとても気持ちがよかった!最高のバディ!

f:id:k_a_n_mi:20181225213703j:image

 

笑いあり、グッとくるところもあり、アクションも沢山。

若者の泥臭さ。がむしゃらで、ただ思いのままに行動を起こす2人の正義が、見ていてとても気持ちよかったです。

 

そしてギャグシーンも面白いのに、全て会話で行われてるんですよ。カメラワークやテロップ、効果音・音楽などで作ったギャグではなくて、全て2人のトークのギャグ。

これは笑うところだよ!!!って制作側が必死に押してきて逆に笑えない。とかそんな映画じゃなくて本当に見てて楽しかった!!

 

パク・ソジュン&カン・ハヌルを好きではない人にもオススメしたい映画でした。

 

 

カン・ハヌルさん、まともに作品を見たのは初めてです。キャストの皆さんと写ってる写真とか見ると、可愛い方ですね!印象が変わりました。

f:id:k_a_n_mi:20181225015549j:image

画像:hallyusg.netより

↑こんなことしてるの見るとかわいいww

『麗(月の恋人)』を何話か見たことあるんですが、その時はすごい背が高い印象だったんですよ(笑)

背高いですよ!もちろん!

でもパク・ソジュンさん(185cm)が隣に居るからか、カン・ハヌルさん(180cm)の方が低く見えるんですよ。

麗はイ・ジュンギさん(178cm)が、カン・ハヌルさんよりも背が低かったからそう思えたのかな(゚ω゚) 面長だからそう思えるのかもしれない!

 

若手でも実力派俳優と言われる2人なだけあって、演技は文句なし。

 

カン・ハヌルさん、今回で印象変わったので、また他の作品も探して見てみようかな☺️

 

関係ないんですけど、最初にも載せたこの画像。

f:id:k_a_n_mi:20181225014244j:image

画像は左がカン・ハヌル、右がパク・ソジュン なんですね。

でもこの文字配置ちょっと……逆!!って思いません?ww

知ってる人だったら分かるけどさ!!(笑)

W主演なんだったら、逆に配置しても良かったんじゃないのか?www

パク・ソジュンさんが主演なら、左にあるのはわかりますけど。W主演ですからね(゚ω゚)w

 

韓国版のポスターはこんなの。

f:id:k_a_n_mi:20181225020809j:image

 

日本版ポスター写真の韓国版はこれ。

f:id:k_a_n_mi:20181225020736j:image

 

スペシャルレビューポスター。

f:id:k_a_n_mi:20181225021229j:image

これ可愛いね、2人とも笑ってて笑顔がかわいい(◜ᴗ◝ )🤤

 

ただの個人的な萌え……w

 

映画館で見たかったな、と思う映画でした。

アクションが迫力があって見応えもありました。

 

以下、ネタバレ感想

 

 

 

ネタバレあり感想

頭脳派ってクールなイメージがあるから、ヒヨルは熱血系なキジュンに引っ張られて事件を解決するのかな?なんて最初は思ってたんですけど、2人とも熱くて正義感が強くて良かったですねー(◜ᴗ◝ )

f:id:k_a_n_mi:20181225212606j:image

↑このシーン1番笑いましたwwパク・ソジュンさんの目がww二重気味になってるのww

 

なんて言うんだろう。

ただ、正義感が強いって言うのは堅苦しいものではなくて、ひとりひとり 人のことを想える正義感って言うんでしょうか。

 

警察大学校に入って警察になれば稼げると考えたキジュン。

人とは変わったことがしたくて、得意な勉強を置いて警察大学校に入ったヒヨル。

f:id:k_a_n_mi:20181225212833j:image

2人とも、悪い奴を捕まえる!世の中を変えたい!なんて志を抱いて入ったのではない。

そんな2人が、偶然遭遇した事件をキッカケに、警察官としての正義を知らず知らずのうちに考えていくようになるんですよね。

 

『なんとなくだったけど、段々とやりたいという思いが強くなった。』って物語はいくらでもあると思いますが、これはそうなるまでの過程が自然なんですよ。

ギャグも入れ、テンポもいいから、そういう映画って色んなものを詰めて その過程が雑だったりするけど、そんなことは無かった。

f:id:k_a_n_mi:20181225214021j:image

 

なんとなくで警察大学校に入った2人。学校が面白いと思わない・今の勉強が役に立つのか分からない。入学した意味あったのか?そんな会話をしていた2人。

 

ナンパ目的でクラブに行った帰り道。かわいい女の子を見つけて、チャンスだ!と連絡先を聞こうと追いかけていくと、その女性は誘拐されてしまう。

2人は追いかけるけど追いつけなくて、警察に通報しました。でも丁度その時、財閥の孫が行方不明になったと、警察は総動員でその事件について動いていたんですね。

だから後でね。と言われてしまう。

それを待っていたら、大学校で習ったクリティカルアワー(誘拐された人が殺されてしまう時間:7時間)を過ぎてしまう。

 

ここまでは結構ある話だと思うのです🤔

「その事件は後でね」って言われたら「それでも警察か!?」なんて言う物語に流れるみたいなw

 

でもこの2人はそんなこと言わずに、今自分たちに出来ることを探すんですよ。そして、やる。実践する。大学校で習ったことを。

f:id:k_a_n_mi:20181225212930j:image

 

まだ警察官ではない未熟なふたり。ベテラン警察官に助けを求めても応えてくれない。

クリティカルアワーが『7時間』だと聞いていなければ、すぐさま調べて俺たちだけで助けなきゃ。なんて考えには至らなかったかも知れない。

 

大学校での勉強は、役に立ってるんですよね。

 

財閥の孫の行方不明の事件も、一般人の誘拐事件も優劣なんて関係ない。助けられる人が俺たちしかいない今、やらなきゃならないことをやる。そんな2人が、若くて熱くて良かったです。

f:id:k_a_n_mi:20181225213810j:image

 

何とかして助けようと、誘拐犯グループと無謀な殴り合いをするんですが、それも大学校で習ったことが役に立つんですよね。

 

実践することで、できる・役に立ってる。そんな実感がわいて、警察大学校に入った意味はあった。と思えた。

 

大人になっていくうちにズル賢くなって、こんながむしゃらな熱い思いは消えていく。だから、こういう人たちを『若い』って言うんですよね。

いい意味で、この2人にはずっと『若い』ままでいて欲しい。そんなことを願う映画でした(笑)

 

この2人はずーっと、ポジティブなんですよ。

「財閥の孫が行方不明で忙しい」→「じゃあ俺らで出来ることをやろう」

のくだりで分かると思うんですけど、ネガティブな台詞とか一切出てきませんでした。

「できない」「やりたくない」「無理」なんて言葉はギャグシーン以外では多分なかった。

「やらなきゃ」「助けなきゃ」そんな行動ばっかりだったんですよ。

f:id:k_a_n_mi:20181225213833j:image

 

『なんとなく』だった2人が、『警察は犯人を捕まえて、被害者を救わなきゃならない』というものを自分たちの中で崩さず、突き進んでいくのが良かったなー(◜ᴗ◝ )

 

なんとなく歩いてきたふたりが、走り出したんですね。

 

警察が操作に使う手段も使えない中、2人だけの操作で犯人を見つけちゃったり。

2人だけで10、20人もいる犯人たちを倒したり。

有り得ないってシーンも多々ありますが、映画ですからね☺️←

 

でも1度ボコボコにやられて、ヤン教授にも『次こんなことしたら退学』と言われたのにも関わらず、『退学にはなりたくないけど助けたい。』そんな思いのままに人のことを思える2人が熱かった。

 

そして1度ボコボコにやられてるからこそ、『次戦う その時のために準備しよう』と、2人で猛特訓するんですよね!このくだりも良かったなぁ!

 

『あれ、いつの間に?この人たちこんなに強かったっけ?』なんて思うような映画じゃなくて、過程が本当に自然でしっかりしてる。

 

そして結局行動を起こした2人は、退学させるかの審査にかけられます。その時にヤン教授は『私達も昔は熱かった。退学を恐れて、人を救うのをやめたんじゃ、それこそ警察じゃない。他人を思って、一晩中走り続けられる人間。私たちが教えてきたことは間違いじゃなかった。』そう言って2人をかばいます。

 

他人を思って、一晩中走り続けられる人間』が『ミッドナイト・ランナー』に繋がるのでしょうね。このセリフは、邦題と重なって結構ジーンと来ました。

この映画は、珍しく邦題の方が好きです。

 

 

こんな感じで、とても楽しめた映画でした!

 

あと迫力があったのは、アクションシーンですね!

まだ2人は学生だし、ベテランで綺麗なアクションじゃないんですよ。またそれが良かった。

がむしゃら感が更に出ててね!

最終的に助けた女の子も、2人の元にお礼を言いに来て、後々彼女になるのかな……?(笑)

なんて、細かい伏線の回収もありました。

 

 

この映画は、朝鮮族からの批判の声もあったようですが。まあ、見てて朝鮮族の方々は、いい気持ちになんてならないよね😓

でもこの映画で参考にした事件の犯人が朝鮮族だったようで。

色々な意見を踏まえて改善し、よりよい作品が生まれていくことを願います。

 

 

最近見ていた映画は、ほとんどモヤモヤする映画だったので(それが悪いわけじゃない)、あースッキリ!面白かった!!と心から言える作品を久しぶりに見ました!楽しかった!!!

 

『我々はまた戻ってきます』とエンドロールにテロップがあったので、続編期待!2017/09/11に入隊したカン・ハヌルさん、兵役頑張って!!待ってます!!

f:id:k_a_n_mi:20181225215409j:image

 

 

▷読者になる

コメント欄は、『関連記事』の下にあります。

コメントは、はてなユーザーでなくても出来ます。この物語好きだわ、この俳優さん好きだわー、など気軽に何でもどうぞ〜(^0^)